■第1例会(Wヘッダー)
2024年5月23日(木)
①UNIBO (豊田市)
https://unique-lab.jp/bworks/
1400~1700
講話+施設見学
UNIBOは社会貢献を仕事にできる就労継続支援B型事業所。
職場のDX化が進む中、ICTに精通した人材の活躍が期待されています。障がい者の中には、e-sportsやメタバース、プログラミングなどの分野に秀でた人が大勢います。UNIBOはLGBTQ+などのマイノリティーの就労環境を整備し、社会参加を促進。多様性を尊重したビジネスの創出やICT教育、ギフテッド教育、地域プロモーションサポートなどを通じて、より良い社会の実現に貢献することを目指す施設です。
②ZOI(愛知県愛知郡東郷町)
1800~2000
講話+懇親会
ギャラリーだった古民家を改装したオシャレな人気ジビエレストラン。
一般社団法人 日本福祉協議機構が運営する就労継続支援B型事業所。障がい者が「オシャレなレストランで働きたい」「社会課題に貢献したい」というやり甲斐や生きる潤い、誇りを感じる事のできる職場を目指す。店名である「ゾイ」はギリシャ語で「生命」を意味します。ジビエの美味しさをもっと広げ獣害対策という名の下に廃棄される野生動物を減らしたいとの思いで、猟師でもあるシェフが開業しました。
■第2例会
2024年6月18日(火)
(株)エコ建築考房(愛知県一宮市)
1330~1630
講話+施設見学
住宅の材料がすべて自然素材という建築会社。一般に、自然素材と謳っている住宅会社でも、下地や窓枠、ユニットバスなど、そうでないところも少なくないが、同社はすべてに自然素材を採用。また、モデルハウスだけでなく、天然酵母のドーナツ屋やカフェスペース、木育コーナー等、人が集まり楽しめる工夫をしています。「ハリプー」というイベントの日には、ワークショップや手作りのお店がいくつも出店、大勢のお客様で賑わっています。
また、社員の2割以上は、なんと元お客様。自家と会社に惚れ込んで社員になりたいと入社された方々です。また施工依頼の1割以上は同業者の社員さんからの注文です。企業理念どおり、 「いい家づくりといい会社づくり」を実現している会社です。
・日本でいちばん大切にしたい会社大賞「審査委員会特別賞」受賞(2021)
・子供に大人気!「つなぐの森ハリプーの様子」
https://ecoken.co.jp/econos/halipuu/
■第3例会
2024年8月29日(木)
カリモク家具(株)(愛知県知多郡東浦町)
13:45~16:45
山田常務講話+総張工場見学
家具の企画・製造・販売を全て自社で行う、国内トップクラスの高級家具ブランド。レベルの高い木工技術や、サスティナビリティへの取り組みから、他業界から注目されています。カリモクブランドの1つであるKNSは、海外の木材に頼りがちな家具づくりの体勢を一新し、国産の広葉樹を活用した家具づくりを行っています。森林保全や林業活性化など社会問題に積極的に取り組む姿勢は、国内に限らず海外からも高い評価を得ています。
■第4例会
2024年10月10日(木)
徳武産業(株)(香川県綾歌郡宇多津町)
1100~1630
宇多津物流センター見学+社内・工場見学+十河会長の講話+情報交換等
昭和32年創業。香川県の地場産業である手袋製造の下請けなどをした後、旅行用スリッパ等の企画・製造を経て、平成7年『あゆみシューズ』を発売。きっかけは高齢者施設経営をする友人からの「高齢者が転ばない靴を作ってくれないか」という依頼。はれ、浮腫、足指の変形…「一人ひとりが抱える悩みに寄り添いたい」という想いから始めた『パーツオーダー』サービスは今日業界の常識となっています。
・日本でいちばん大切にしたい会社大賞「審査委員会特別賞」受賞(2012)
・グッドカンパニー大賞「特別賞」受賞(2013)
・日本サービス大賞 経済産業大臣賞」受賞(2021)
同社の取り組みはNHKの『逆転人生』で放映されました。
https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201912092200001302100
https://www.bilibili.com/video/BV1JJ411y7Mr/
■第5例会(Wヘッダー)
2024年12月4日(水)
①(株)宮田運輸(大阪府高槻市)
930~1200
https://www.miyata-unyu.co.jp/
宮田会長の講話+社内・センター見学
1958年創業の、就職希望者が殺到する運送業。10年前、宮田会長(当時社長)が事業拡大に向け躍起になっていた時、交通死亡事故が発生。以来、管理中心の経営を止め、社員の心を信じて任せる経営へと転換。思いついたのは、こどもの絵をトラックにラッピングする“こどもミュージアムプロジェクト”。こどもの絵を背負うと自然に運転がやさしくなります。事故が減ります。この取り組みは、今日、業界を越え、海外へも広がっています。
・「日本で一番大切にしたい会社」大賞「審査委員会特別賞」受賞(2023)
・同社の取り組みは映画『愛で行けるやん』になっています
https://aideikeruyan.tokinotsukasa.com/
②(株)天彦産業(大阪府住之江区)
1400~1700
樋口会長の講話+社内・南港CSセンター見学
明治3年創業の、就職希望者殺到の鋼材流通業。幾多の経営危機を、従業員の解雇や減給は一切せずに乗り切った経験から、樋口社長(現会長)は「経営者一人で経営は無理」と考え、社員第一主義を掲げます。が、周囲からは「顧客第一主義でないとおかしい」と指摘されました。そんなとき『日本でいちばん大切にしたい会社』を読み、自分の考えが間違っていなかったことを確信。以後、休みを取りやすい会社=生産性の高い会社へと変貌。多くの中小企業がお手本にする会社へと成長しました。
・「日本で一番大切にしたい会社」大賞「審査委員会特別賞」受賞(2023)
・同社の取り組みがTV番組に取り上げられました。
https://www.youtube.com/watch?v=NAWYsZqS49A
■第6例会
2025年2月6日(木)
(株)マツバラ(岐阜県関市)
1330~1630
https://www.k-matsubara.co.jp/
松原社長の講話+工場見学
「人を大切にする」という経営理念の元、社員ファーストの経営を貫いている鋳物製造業。単品大量生産が当たり前の業界内で、難易度が高い多品種少量・薄物生産を得意とし、かつ納期遵守力で顧客から支持されています。途上国の発展を支える建機や農機業界からの受注が多く、自社をSDGs部品製造業と呼んでいます。また、環境問題にも熱心に取り組み、独自の「おそうじパワーアップ活動」にも全社を挙げて熱心に取り組んでいます。
・2024年中部経済産業局が編纂する「多様な人財活躍・働きやすい中小企業事例 15社」
に「賃上げとリスキリング」に優れた会社として選出